アカデミア・ライフサイエンス営業グループ

試験や研究を主体とする大学や研究所などのほか、国や都道府県の行政機関などに対し、試薬、試験研究用資材と設備、理化学機器、分析装置といった商品を販売し、科学技術の振興および地方行政の発展に幅広く貢献致しております。

|当期業績の概況

 アカデミア・ライフサイエンス営業グループは、試薬の販売は新型コロナウイルス感染症関連のPCR用試薬及び抗原検査キット等の販売が堅調でした。一方、光熱費の高騰等の影響から消耗品の販売には苦戦致しました。この結果、売上高は、21億82百万円と9億32百万円(前連結会計年度比△29.9%)の減収、セグメント利益(売上総利益)は、2億91百万円と71百万円(前連結会計年度比△4.1%)の減益となりました。

|現状環境について

 戦争や国際紛争、経済摩擦及び為替の影響などから来る物価や光熱費の高騰が国民の生活に重くのしかかってきております。また、2024年問題に起因する物流問題も危惧されるところであります。一方、新型コロナウイルス感染症の5類への位置付け変更にともない、制限されてきた社会活動も日常を取り戻しつつあり、教育機関や研究機関などの動きも平常化されて参りました。

 当営業グループは、SDGsに代表される、地球環境問題などに配慮しながら、新たな社会要求に応える技術革新を生み出すところの、大学やその研究機関などの活動に対して、ライフサイエンスへの傾注を通して、貢献して参ります。